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  1. 鳴門市議会 1996-09-01
    10月11日-05号


    取得元: 鳴門市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-09
    平成 8年  9月定例会(第3回)          平成八年 鳴門市議会会議録 (第十九号)           平成八年十月十一日(会期十六日中第十六日目)             議 事 日 程 第 五 号諸般の報告第一 議案第六十四号 平成八年度鳴門市一般会計補正予算(第一号)   議案第六十五号 平成八年度鳴門市国民健康保険事業特別会計補正予算(第一号)   議案第六十六号 平成八年度鳴門市老人保健事業特別会計補正予算(第一号)   議案第六十七号 平成八年度鳴門市新東浜土地区画整理事業特別会計補正予算(第一号)   議案第六十八号 平成八年度鳴門市公設地方卸売市場事業特別会計補正予算(第一号)   議案第六十九号 平成八年度鳴門市文化会館事業特別会計補正予算(第一号)   議案第七十 号 平成八年度鳴門市農業共済事業会計補正予算(第一号)   議案第七十一号 平成八年度鳴門市モーターボート競走事業会計補正予算(第一号)   議案第七十二号 平成八年度鳴門市病院事業会計補正予算(第一号)   議案第七十三号 平成八年度鳴門市水道事業会計補正予算(第一号)   議案第七十四号 平成八年度鳴門市運輸事業会計補正予算(第一号)   議案第七十五号 鳴門市職員恩給条例等の一部を改正する条例   議案第七十六号 鳴門市議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等条例の一部を改正する条例   議案第七十七号 鳴門市報酬及び費用弁償条例の一部を改正する条例   議案第七十八号 鳴門市消防団員に係る退職報償金の支給に関する条例の一部を改正する条例   議案第七十九号 鳴門市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例   議案第八十 号 鳴門市学校医、学校歯科医及び学校薬剤師の公務災害補償条例の一部を改正する条例   議案第八十一号 鳴門市福祉事務所設置条例の一部を改正する条例   議案第八十二号 鳴門市ホームヘルプサービス手数料徴収条例の一部を改正する条例   議案第八十三号 鳴門市農業用トラクター等使用条例の一部を改正する条例   議案第八十四号 市道路線の認定について   議案第八十五号 水稲無事もどし金の交付について   陳情第二十五号 「核密約」を破棄し、非核三原則の法制化を促す意見書に関する陳情書   陳情第二十七号 大麻町樋殿谷川の早期改修工事について   陳情第二十八号 ストップフロン法早期制定を求める意見書の提出を議会に求める陳情書   陳情第二十九号 消費税増税の中止と、生活必需品非課税を要望する国への意見書の採択を求める陳情書   請願第三十 号 同和特別対策の法期限内での終結と一般対策の充実を求める請願   請願第三十一号 公的介護保障制度の確立を求める請願書   請願第三十二号 乳幼児医療費助成制度の拡充を求める請願書   請願第三十三号 国民健康保険税の引下げなど改善を求める請願書   請願第三十四号 乳幼児医療費助成拡大(無料化)に関する請願   陳情第三十五号 WTO協定改定・セーフガードの発動など、地域農業・経済を守り発展させる施策を求める陳情書     委員長報告  質疑  討論  採決第二 議案第五十九号 平成七年度鳴門市農業共済事業会計決算の認定について   議案第六十 号 平成七年度鳴門市モーターボート競走事業会計決算の認定について   議案第六十一号 平成七年度鳴門市病院事業会計決算の認定について   議案第六十二号 平成七年度鳴門市水道事業会計決算の認定について   議案第六十三号 平成七年度鳴門市運輸事業会計決算の認定について     質疑  特別委員会付託(閉会中の継続審査)第三 議案第八十六号 平成八年度鳴門市一般会計補正予算(第二号)     提案理由説明  質疑  討論  採決第四 意 第 六 号 船員の洋上投票実現のため公職選挙法等の改正を求める意見書     提案理由説明  質疑  討論  採決第五 意 第 七 号 道路予算の拡大に関する意見書     提案理由説明  質疑  討論  採決第六 同意第 三 号 公平委員会委員の選任について     提案理由説明  質疑  討論  採決第七 諮問第 二 号 人権擁護委員の推薦について     提案理由説明  質疑  討論  採決第八 常任委員会及び議会運営委員会閉会中の継続調査について    ──────────────────────────────────            本日の会議に付した事件 諸般の報告日程第一 議案第六十四号から議案第八十五号まで並びに陳情第二十五号、陳情第二十七号から陳情第二十九号、及び請願第三十号から請願第三十四号、陳情第三十五号     委員長報告  質疑  討論  採決日程第二 議案第五十九号から議案第六十三号まで     質疑  特別委員会付託(閉会中の継続審査)日程第三 議案第八十六号 平成八年度鳴門市一般会計補正予算(第二号)     提案理由説明  質疑  討論  採決日程第四 意 第六号 船員の洋上投票実現のため公職選挙法等の改正を求める意見書     提案理由説明  質疑  討論  採決日程第五 意 第七号 道路予算の拡大に関する意見書     提案理由説明  質疑  討論  採決日程第六 同意第三号 公平委員会委員の選任について     提案理由説明  質疑  討論  採決日程第七 諮問第二号 人権擁護委員の推薦について     提案理由説明  質疑  討論  採決日程第八 許可第一号 鳴門市議会議長の辞職許可について日程第九 選 第五号 鳴門市議会議長の選挙について日程第十 許可第二号 鳴門市議会副議長の辞職許可について日程第十一 選 第六号 鳴門市議会副議長の選挙について日程第十二 許可第三号 常任委員会委員の辞任について日程第十三 選 第七号 常任委員会委員の選任について日程第十四 同意第四号 監査委員の選任について     提案理由説明  質疑  討論  採決日程第十五 選 第八号 議会運営委員会委員の選任について日程第十六 選 第九号 特別委員会委員の選任について日程第十七 議席の一部変更について日程第十八 常任委員会及び議会運営委員会閉会中の継続調査について    ──────────────────────────────────            出  席  議  員(二十九名)  議長  矢  野  善  治  君  一番  近  藤  龍  彦  君     三番  工  藤  武  重  君  四番  川  上     守  君     五番  田  中  寛  昭  君  六番  松  下     保  君     七番  山  本     秀  君  八番  中  西  久  雄  君     九番  林     栄  一  君  十番  梅  野  健  寿  君    十一番  勘  川  一  三  君 十二番  田  渕     豊  君    十三番  橋  本  国  勝  君 十四番  坂  東  成  光  君    十五番  秦  野     卓  君 十六番  野  田  粋  之  君    十七番  柿  本     公  君 十八番  横  井  茂  樹  君    十九番  池  田  正  恵  君 二十番  福  島  慧  雄  君   二十一番  平  岡  朔  郎  君二十二番  大  石  謙  一  君   二十三番  明  野  尚  文  君二十四番  泉     善  治  君   二十五番  三  津  良  裕  君二十六番  牧  野     豊  君   二十七番  佐  藤  絹  子  君二十八番  分  部  嘉  憲  君   二十九番  藤  田  茂  男  君    ──────────────────────────────────            欠  席  議  員(一名)  二番  明  村  春  夫  君    ──────────────────────────────────            説明のため出席した者  市長      山 本 幸 男 君   第一助役    長 野 好 晴 君  収入役     鎌 田 善 雄 君   総務部長    二 木 俊 幸 君  企画開発部長  播 磨 啓 示 君   企画開発部理事 元 木 義 時 君  市民福祉部長  吉 田 貴 則 君   環境衛生部長  平 岡 敏 宏 君  経済部長    播 磨 繁 夫 君   建設部長    宮 崎 義 範 君  水道部長    坂 本 廣 次 君   運輸部長    三 井 隆 夫 君  消防長     辻   潤 一 君   総務部副部長  桑 島 幸次郎 君  総務部  秘書人事課長  江 川 勝 幸 君   総務課長    小 川 紘 生 君  教育長     脇 谷   功 君   教育次長    引 田 正 男 君  監査事務局長  川 上 喜一郎 君   選管委事務局長 武 市 輝 雄 君  農委事務局長  高 田   昇 君    ──────────────────────────────────            議会事務局職員出席者  事務局長    中 川 正 幸     次長      美 保 英 世  主査兼議事係長 田 淵   功     書記      西 上 昭 二  書記      島   美 紀    ──────────────────────────────────     午前 十時  二分 開議 ○議長(矢野善治君) お忙しいところ御参集御苦労でございます。 これより本日の会議を開きます。 日程に入るに先立ち諸般の報告を申し上げます。 まず、工藤武重君外六名から、船員の洋上投票実現のため公職選挙法等の改正を求める意見書、また平岡朔郎君外六名から道路予算の拡大に関する意見書がそれぞれ提出されております。 諸般の報告は以上のとおりであります。 これより本日の日程に入ります。 本日の議事日程は、お手元へ配付の議事日程表のとおりであります。 朗読は省略をいたします。    ────────────────────────────────── △日程第一 議案第六十四号 平成八年度鳴門市一般会計補正予算(第一号)      議案第六十五号 平成八年度鳴門市国民健康保険事業特別会計補正予算(第一号)      議案第六十六号 平成八年度鳴門市老人保健事業特別会計補正予算(第一号)      議案第六十七号 平成八年度鳴門市新東浜土地区画整理事業特別会計補正予算(第一号)      議案第六十八号 平成八年度鳴門市公設地方卸売市場事業特別会計補正予算(第一号)      議案第六十九号 平成八年度鳴門市文化会館事業特別会計補正予算(第一号)      議案第七十 号 平成八年度鳴門市農業共済事業会計補正予算(第一号)      議案第七十一号 平成八年度鳴門市モーターボート競走事業会計補正予算(第一号)      議案第七十二号 平成八年度鳴門市病院事業会計補正予算(第一号)      議案第七十三号 平成八年度鳴門市水道事業会計補正予算(第一号)      議案第七十四号 平成八年度鳴門市運輸事業会計補正予算(第一号)      議案第七十五号 鳴門市職員恩給条例等の一部を改正する条例      議案第七十六号 鳴門市議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等条例の一部を改正する条例      議案第七十七号 鳴門市報酬及び費用弁償条例の一部を改正する条例      議案第七十八号 鳴門市消防団員に係る退職報償金の支給に関する条例の一部を改正する条例      議案第七十九号 鳴門市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例      議案第八十 号 鳴門市学校医、学校歯科医及び学校薬剤師の公務災害補償条例の一部を改正する条例      議案第八十一号 鳴門市福祉事務所設置条例の一部を改正する条例      議案第八十二号 鳴門市ホームヘルプサービス手数料徴収条例の一部を改正する条例      議案第八十三号 鳴門市農業用トラクター等使用条例の一部を改正する条例      議案第八十四号 市道路線の認定について      議案第八十五号 水稲無事もどし金の交付について      陳情第二十五号 「核密約」を破棄し、非核三原則の法制化を促す意見書に関する陳情書      陳情第二十七号 大麻町樋殿谷川の早期改修工事について      陳情第二十八号 ストップフロン法早期制定を求める意見書の提出を議会に求める陳情賞      陳情第二十九号 消費税増税の中止と、生活必需品非課税を要望する国への意見書の採択を求める陳情書      請願第三十 号 同和特別対策の法期限内での終結と一般対策の充実を求める請願      請願第三十一号 公的介護保障制度の確立を求める請願書      請願第三十二号 乳幼児医療費助成制度の拡充を求める請願書      請願第三十三号 国民健康保険税の引下げなど改善を求める請願書      請願第三十四号 乳幼児医療費助成拡大(無料化)に関する請願      陳情第三十五号 WTO協定改定・セーフガードの発動など、地域農業・経済を守り発展させる施策を求める陳情書 ○議長(矢野善治君) 日程第一、議案第六十四号から議案第八十五号までの二十二議案及び請願、陳情十件を一括議題とし、前会の議事を継続いたします。 以上の各件について、各常任委員長の報告を求めます。 まず、総務委員長から報告を求めます。     〔三番 工藤武重君登壇〕 ◆三番(工藤武重君) 総務委員長報告を申し上げます。 今期定例会で当委員会に付託されました案件は、議案第六十四号平成八年度鳴門市一般会計補正予算(第一号)外議案七件、並びに陳情二件であります。 去る十月三日に委員会を開催し、慎重審査の結果、議案八件については、すべて原案のとおり可決すべきであると決しました。 また、陳情については、お手元へ配付の請願,陳情審査結果報告書のとおりであります。 以下、審査の概要について御報告を申し上げます。 まず、議案第六十四号平成八年度鳴門市一般会計補正予算(第一号)でありますが、歳入につきましては、普通地方交付税の決定及び前年度繰越金の確定に伴う補正を主とし、事業量の増減による国、県支出金等の補正、減税補てん債の発行等による市債の補正であり、これら債の総額は十九億百万円で、いずれも適確であると認めました。 次に、歳出でありますが、新規事業として、広報「なると」の十五日号の発行、財団法人とくしま地域政策研究所への出損金、ベートーヴェン像の製作、板東分団の消防ポンプ自動車購入に係る経費、市債の繰上償還金等が補正計上されております。 その他については、なるとソフトノミックスパークの開発申請に係る設計変更並びに中山谷川河川改修事業に係る経費、予定納税されている法人市民税の還付金、塩業資料館の展示及び工事の設計費用、あるいは交付税措置、地方財政法に基づく積立金等が補正計上されております。 当委員会では、広報十五日号の発行について、最小の経費で最大の効果が上げられるように、またベートーヴエン像の制作並びに塩業資料館の設計に当たっては十分よく検討されるよう要望を付して、異議なく原案どおり可決すべきと決しました。 次に、議案第六十九号平成八年度鳴門市文化会館事業特別会計補正予算(第一号)でありますが、自主公演事業、市制施行五十周年事業である第九演奏会、合唱団募集及び照明設備改修事業について所要の補正がなされており、異議なく原案どおり可決すべきと決しました。 次に、議案第七十一号平成八年度鳴門市モーターボート競走事業会計補正予算でありますが、収益的収支においては、場外発売受託事業収益等について、事業実績等に基づく所要額及びボートピア土佐開設費用が計上されており、当年度未処分利益剰余金は四千十三万四千円となっております。 また、資本的支出については、外向前売発売場用地購入費等が計上されており、異議なく原案のとおり可決すべきと決しました。 次に、議案第七十五号から議案第七十九号まででありますが、いずれも政令等の改正や新たな参与の任用に伴い所要の改正を行うものであり、異議なく原案のとおり可決すべきと決しました。 以上が当委員会の審査概要であります。よろしく御賛同賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(矢野善治君) 次に、教育民生委員長から報告を求めます。     〔十三番 橋本国勝君登壇〕 ◆十三番(橋本国勝君) 教育民生委員長報告を申し上げます。 今期定例会で当委員会に付託されました案件は、議案第六十四号平成八年度鳴門市一般会計補正予算(第一号)外議案六件と請願五件であります。 去る十月七日に委員会を開催し、慎重審査の結果、議案七件については、すべて原案のとおり可決すべきであると決しました。 また、請願につきましては、お手元へ配付の請願・陳情審査結果報告書のとおりであります。 以下、審査の概要ついて御報告いたします。 まず、議案第六十四号平成八年度鳴門市一般会計補正予算(第一号)でありますが、民生費では本格的な高齢化社会を迎え、福祉の充実を図るため、デイサービスセンターに対する補助金並びに基準単価、あるいは利用者増を要因として、緊急通報システムデイサービス事業訪問入浴サービス老人日常生活給付事業について補正計上されております。 また、児童措置費において、保育所開所時間延長促進事業、わんぱく教室開催事業並びに時間延長型保育サービス事業に対する補助金が補正計上されております。 次に、教育費でありますが、学校建設費のうち、撫養小学校騒音防止対策事業及び鳴門中学校大規模改造事業費がそれぞれ補正計上されております。 また、小学校費におきましては、国の設置基準に基づいてコンピューター設置に対する教育機器整備事業費が補正計上されております。 以上が一般会計の審査概要であります。 当委員会では、コンピューター導入に対して設置予定されております機種選定検討委員会において、機種の選定、また将来においても十分活用できるよう幅広い審議の上、対処するよう要望を付し、原案を了としました。 次に、議案第六十五号平成八年度鳴門市国民健康保険事業特別会計補正予算(第一号)でありますが、歳入については、医療費適正化特別対策補助金等の国庫支出金の減額、また平成七年度決算に基づく繰越金の補正計上であり、歳出では高額療養費の増額ほか、老人保健拠出金等が補正計上されており、議案第六十六号鳴門市老人保健事業特別会計補正予算(第一号)については、歳入では現在までの実績に基づき老人保健医療費の所要額を補正するとともに、これに伴う支払基金交付及び国庫支出金等を補正計上されております。 以上、二議案については、異議なく原案を了といたしました。 次に、議案第七十二号平成八年度鳴門市病院事業会計補正予算(第一号)についてでありますが、収益的収支におきましては、直営診療施設に係る国民健康保険調整交付金を補正計上するものでありますが、板東病院の赤字経営を解消するための体質改善を早急に進めるよう要望を付し、原案のとおり了といたしました。 次に、議案第八十号鳴門市学校医、学校歯科医及び学校薬剤師の公務災害補償条例の一部を改正する条例でありますが、関係政令の改正に伴い、学校医等が公務上死亡した場合における葬祭補助の定額部分を引き上げるものであり、異議なく原案を了といたしました。 次に、議案第八十一号鳴門市福祉事務所設置条例の一部を改正する条例でありますが、引用する法律名の変更に伴い字句の整理を行うものであり、異議なく原案を了といたしました。 次に、議案第八十二号鳴門市ホームヘルプサービス手数料徴収条例の一部を改正する条例でありますが、厚生省の通知により利用者負担額の一部を引き上げるものであり、異議なく原案を了といたしました。 以上が当委員会の審査概要であります。よろしくお願いをいたします。 ○議長(矢野善治君) 次に、建設運輸委員長から報告を求めます。     〔二十一番 平岡朔郎君登壇〕 ◆二十一番(平岡朔郎君) 建設運輸委員長報告を申し上げます。 今期定例会において当委員会に付託のありました議案は、議案第六十四号平成八年度鳴門市一般会計補正予算(第一号)外四議案と陳情一件であります。 去る十月三日に委員会を開催し、慎重審査いたしました結果、五議案とも原案どおり可決すべきであると決しました。 また、陳情第二十七号大麻町樋殿谷川の早期改修工事につきましては、樋殿谷川を旧吉野川に接続して排水することは関係住民の長年の悲願であることから、樋殿谷川の改修は河川のはんらんを防ぎ、地域住民の生活安定、農業振興を図る上でも必要不可欠であります。 当委員会といたしましては、事案の重要性にかんがみ、現地視察を踏まえ、慎重審査の結果、採択と決しました。 以下、審査の概要について御報告申し上げます。 議案第六十四号平成八年度鳴門市一般会計補正予算(第一号)につきましては、農林水産業費の水産業費は国庫補助事業補助額の内示に伴うものであり、了といたしました。 次に、土木費でありますが、道路維持費では市民生活に直結する市道等の維持補修費に要するものであり、道路新設改良費では、地方特定道路整備事業費として斎田小谷見白二号線改良工事費の補正であります。 また、地区改善施設整備事業費では、三俣九号線の拡幅工事の補正であり、河川費では排水路のしゅんせつと改良に要する経費等の補正であります。 また、都市計画費の街路事業費では、南浜岡崎線の用地補償費で、所要額を補正するものであります。都市下水路費では、国庫補助事業撫養主要幹線建設工事費の補正であります。 以上が一般会計補正予算(第一号)についての審査概要であり、異議なく原案を了といたしました。 次に、議案第六十七号平成八年度鳴門市新東浜土地区画整理事業特別会計補正予算(第一号)につきましては、残事業となっております各街路整備事業費の補正計上であり、異議なく原案を了といたしました。 次に、議案第七十三号平成八年度鳴門市水道事業会計補正予算(第一号)につきましては、県道瀬戸港線配水管布設工事費の補正計上のほか、農林水産省及び建設省関連工事に伴う工事負担金の補正計上があり、異議なく原案を了といたしました。 次に、議案第七十四号平成八年度鳴門市運輸事業会計補正予算(第一号)につきましては、貸し切リバス事業の収入増加を図るため、中二階型大型バス購入費の補正計上であり、異議なく原案を了といたしました。 次に、議案第八十四号市道路線の認定につきましては、板東病院東側の進入路であり、異議なく原案を了といたしました。 以上が当委員会の審査概要であります。よろしく御賛同賜りますようお願いを申し上げます。 ○議長(矢野善治君) 次に、経済環境委員長から報告を求めます。     〔二十四番 泉 善治君登壇〕 ◆二十四番(泉善治君) 経済環境委員長報告を申し上げます。 今期定例会において当委員会に付託のありました議案は、議案第六十四号平成八年度鳴門市一般会計補正予算(第一号)外四議案と陳情二件であります。 去る十月七日に委員会を開催し、慎重審査いたしました結果、五議案とも原案どおり可決すべきであると決しました。 また、陳情二件につきましては、お手元に配付の請願陳情審査結果報告書のとおりであります。 以下、審査の概要について御報告を申し上げます。 まず、議案第六十四号平成八年度鳴門市一般会計補正予算(第一号)について申し上げます。 交通安全対策費では、さきの台風十二号による交通安全施設の修繕費並びに区画線が消えかかり、交通事故の原因ともなりかねない状況が見られる箇所への早急な対応するための工事費が計上されております。 さらに、市内全域にわたる道路区画線の点検と早急な対処がなされるよう要望をいたしました。 次に、衛生費では老朽化に加え処理時間の延長及びごみ質の高カロリー化等に対応するための焼却施設の修繕費が、また厚生省の検討会においてごみ焼却時に発生し、発がん性などが指摘されている猛毒物質ダイオキシンが焼却場の煙突から排出される濃度の基準値を超える施設では、廃止も含めた対策を早急に進める必要があるとの中間報告がされております。これらに係る調査費が計上されております。 また、不燃ごみ減量化の一環として、瓶三種類とペットボトル分別収集をするために、運搬車と減量PRチラシ等の準備経費が計上されております。本事業は、来年四月から容器、包装リサイクル法の施行に伴い、現在収集している不燃ごみの中の瓶のペットボトルを分別収集するものであり、これらは容量的にもかさばるもので、処分場にかける負担も大きいことから、リサイクルするためのシテスムづくりを行うものであります。 委員会では、ごみの減量化、資源化対策を推進するために、広く市民に啓発するとともに、推進員制度の強化を図るよう要望いたしました。 また、ごみ対策費では萩原圃場整備工事擁壁倒壊原因調査費として、平成二年度から四年度にかけ里浦最終処分場のごみ約六万五千トンを萩原最終処分場に移して埋立処分をし、土地のかさ上げや整地、道路、水路などの整備を終えた後、来春をめどに地権者に返す予定でありましたが、側壁が長さ二十メートルにわたって倒壊したほか、整地する段階で農地に多量の石が混入していることなど、問題点が出てきており、今回擁壁倒壊の原因等を調査するための経費が計上されております。 委員会では、擁壁倒壊の原因を早急に徹底究明し、責任の所在を明らかにした上で、適切な措置を行い、地元の不安に誠心誠意対応するとともに、地権者に一日も早く農地として返せるよう強く要望いたしました。 次に、農林水産業費では生産調整を地域で円滑に実施するため、地域の合意に基づき生産調整の実施に伴う経済的不利益を生産者が相互に補償し合う新生産調整推進助成補助金のほか、新たに農業用塩化ビニール、ポリエステル等の使用済み廃プラスチックの適正な処理を行うための負担金が計上されております。 次に、商工費では地場産品消費キャンペーン冊子として、本市の特産品であります、カンショ、レンコン、ワカメを題材とした料理本の製作費のほか、観光イベントに活用するために、グラスファイバー製わんわん凧の製作費が計上されております。 一般会計予算につきましては、前述いたしました諸要望を付して、原案を了といたしました。 次に、議案第六十八号平成八年度鳴門市公設地方卸売市場事業特別会計補正予算(第一号)につきましては、老朽化に伴う施設の修繕費等の補正であり、異議なく原案を了といたしました。 次に、議案第七十号平成八年度鳴門市農業共済事業会計補正予算(第一号)及び議案第八十五号水稲無事もどし金の交付について、二件につきましては過去三年間共済金を受けていないもの三百二十九名に無事もどし金を交付し、その額を農業共済事業会計において補正するものであり、異議なく原案を了といたしました。 次に、議案第八十三号鳴門市農業用トラクター等使用条例の一部を改正する条例につきましては、新たに農業センターに導入した米選機使用料について定められるものであり、異議なく原案を了といたしました。 以上が当委員会の審査概要であります。よろしく御賛同賜りますようお願いを申し上げます。 ○議長(矢野善治君) 以上で各常任委員長の報告を終わります。 これより質疑に入ります。 ただいまのところ質疑の通告はありません。 質疑ありませんか。     〔「質疑なし」と言う者あり〕 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 通告がありますので、発言を許可いたします。     〔十二番 田渕 豊君登壇〕 ◆十二番(田渕豊君) ただいまそれぞれ各委員長から委員長報告があったわけですが、私は今回市民の皆さんから出されております陳情、請願十件のうち、総務委員長の報告の中で、陳情第二十九号消費税増税の中止と、生活必需品非課税を要望する国への意見書の採択を求める陳情書、この件につきまして、委員長報告は不採択というようなことでございましたので、反対討論をいたしたいと思います。 不採択の理由は何であるかというふうにお尋ねしましたところ、陳情事項三件の中に消費税は廃止すること、こういうような事項があるから不採択にしたというような報告でございましたが、今国会総選挙ということで、最大の争点が消費税の増税をめぐる問題が最大の争点になって戦われているさなか、我が鳴門市議会におきまして、消費税の増税中止と廃止を求める市民の切なる願いに耳をかさず、これを不採択にするということは、私は大変理解に苦しむところであります。 国会でも国民の声を聞かない国の政治が進められているわけでございますが、特に住専のように九割もの国民が反対している。この消費税に関しても、私は市民のほとんどの皆さんが廃止かましてや増税などは到底賛成する、そういう人たちはいないと思うんですね。それを我が議会において市民から出されたこの陳情について不採択にするということは、国会と同じように市民の声を聞かない市議会と思われても私は仕方がないのではないかというふうに思うわけであります。 廃止するということは、今政党では日本共産党だけが主張しているわけでございますが、その財源の問題につきましても、我々日本共産党は今回の総選挙に当たって十カ年の経済再建計画を発表し、消費税廃止しても十分我が国にはその財源があるというような対案も立てまして、この選挙戦を戦っているところであります。詳しくは時間が必要でございましょうから申しませんが、十分その財源は裏づけとなるものはあるわけなんであります。そういうことから、消費税を廃止しても十分対応できるだけの財源を捻出することができることを私たちは明確にしておりますので、何も廃止することが無責任であるとか、共産党は理想のことばかりを言っているとかというようなことには当たらないのであります。消費税導入のときから、消費税は小さく生んで大きく育てると、まさにそういうことでございまして、三%から既に五%は国会でろくさま審議もせんと決めてしまった異常な国会運営の中で決められていることでございまして、まさに経済は一流で政治は三流以下と言いますが、国民の民意を反映しないような政治とか議会運営ということは、本当に情けない感じがするわけであります。一振り二兆五千億円ということでございますから、これを五%おろか二けた台に持っていこうとしているのが今の政府の考え方であり、財界の考え方であるということは、議員各位も御承知のとおりだと思うんです。 自民の税制調査会長の加藤という人は、一八%にまで持っていくような話を出しております。この加藤税調会長は、この消費税の問題は学者の立場から道をつけた本人でありまして、だんだんとそういうふうに消費税は上げられていくというような状況になっております。消費税を上げる理由が決して福祉でないということは、導入後七年目ですか、たっているわけでございますが、五十兆円以上のうち、福祉、ゴールドプランに充てられたのがたったの六%程度、九〇%以上は全くのそういううそをついて高齢化社会を迎えて消費税をどうしてもというようなことでしたが、全くそれがこの六年間の経過を見てもはっきりしているのであります。私も本会議で述べましたが、今国債は二百四十兆円ですか、地方債も含めて四百四十兆円、隠れ借金ということで旧国鉄のものを入れましたら四百八十兆円というような、天文学的な借金を我が国は抱えているわけですが、これとて国民の責任ではなし、長期政権の自民党と特にこの消費税導入してからの連合政権の中で放慢な経済運営がされて、国債発行がふえてきているわけなんでございますから、国民に直接の原因はない。国民から税金を絞り取るような形でこれを解決するというようなことは断じて認められないわけです。 そういうことから、ぜひ我が鳴門市議会におきましては、この陳情が不採択というような形でなしに、市民の願意に沿って採択すべきであるということを申しまして、議員各位の御賛同を願いたいと思います。 以上で簡単でございますが、反対討論を終わります。 ○議長(矢野善治君) ほかに討論ありませんか。     〔「なし」と言う者あり〕 これをもって討論を終結いたします。 これより議案第六十四号から議案第八十五号までの二十二議案を一括採決いたします。 本案に対する委員長の報告は、いずれも原案可決であります。 本案はいずれも委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う者あり〕 御異議なしと認めます。よって本案は、いずれも原案のとおり可決されました。 次に、陳情第二十九号を採決いたします。 本件に対する委員長の報告は、不採択であります。 本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     〔起立多数〕 起立多数であります。 よって本件は、不採択と決しました。 次に、陳情第二十五号、陳情第二十七号、陳情第二十八号、陳情第三十五号、請願第三十号から請願第三十四号までの九件を一括採決いたします。 本件はいずれも委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う者あり〕 御異議なしと認めます。 よって請願、陳情九件はいずれも委員長の報告のとおり決定いたしました。 ただいま継続審査と決定いたしました請願、陳情六件につきましては、総務委員長、教育民生委員長並びに経済環境委員長からそれぞれ閉会中の継続審査の申し出があります。 おはかりいたします。 本件については、総務委員長、教育民生委員長並びに経済環境委員長の申し出のとおり、閉会中の継続審査とすることに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う者あり〕 御異議なしと認めます。 よって本件は、いずれも閉会中の継続審査とすることに決定いたしました。    ────────────────────────────────── △日程第二 議案第五十九号 平成七年度鳴門市農業共済事業会計決算の認定について      議案第六十 号 平成七年度鳴門市モーターボート競走事業会計決算の認定について      議案第六十一号 平成七年度鳴門市病院事業会計決算の認定について      議案第六十二号 平成七年度鳴門市水道事業会計決算の認定について      議案第六十三号 平成七年度鳴門市運輸事業会計決算の認定について ○議長(矢野善治君) 日程第二、議案第五十九号から議案第六十三号までの五議案を一括議題とし、前会の議事を継続いたします。 これより質疑に入ります。 ただいまのところ質疑の通告はありません。 質疑ありませんか。     〔「質疑なし」と言う者あり〕 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終結いたします。 おはかりいたします。 本案については十三名の委員をもって構成する企業会計決算審査特別委員会を設置し、これに付託の上、閉会中の継続審査に付することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う者あり〕 御異議なしと認めます。 よって本案については、十三名の委員をもって構成する企業会計決算審査特別委員会を設置し、これに付託の上、閉会中の継続審査に付することに決しました。 おはかりいたします。ただいま設置されました特別委員会の委員の選任については、委員会条例第八条第一項の規定により、議長において、      工 藤 武 重 君      松 下   保 君      林   栄 一 君      田 渕   豊 君      橋 本 国 勝 君      坂 東 成 光 君      柿 本   公 君      池 田 正 恵 君      平 岡 朔 郎 君      大 石 謙 一 君      泉   善 治 君      佐 藤 絹 子 君      分 部 嘉 憲 君              以上十三名を指名いたします。 これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う者あり〕 御異議なしと認めます。 よってただいま指名されました十三名を、企業会計決算審査特別委員会委員に選任することに決しました。 小休いたします。     午前 十時三十八分 休憩     午前 十時五十二分 開議 ○議長(矢野善治君) 再開いたします。 この際、諸般の報告を申し上げます。 ただいま企業会計決算審査特別委員会より正副委員長の決定報告がありましたので、御報告いたします。   企業会計決算審査特別委員会委員長に 大石謙一君               副委員長に 松下 保君 以上のとおりであります。    ────────────────────────────────── △日程第三 議案第八十六号 平成八年度鳴門市一般会計補正予算(第二号) ○議長(矢野善治君) 日程第三、議案第八十六号を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。     〔市長 山本幸男君登壇〕 ◎市長(山本幸男君) ただいま上程されました議案第八十六号平成八年度鳴門市一般会計補正予算(第二号)について御説明申し上げます。 御承知のとおり、去る九月二十七日に招集されました第百三十七臨時国会の冒頭におきまして、衆議院が解散され、小選挙区比例代表並立制という新制度化の初の衆議院議員選挙が今月八日の公示、今月二十日の投票日程で執行される運びとなっております。このため、当該選挙業務の執行経費について、補正の要を生じましたので、提案いたした次第でございます。 補正の内容につきましては、歳出において、衆議院議員選挙執行に係る管理者及び立会人報酬並びに事務従事者手当のほか、ポスター掲示場設置に伴う諸経費等について、また歳入におきましては、県委託金について、いずれも同額の二千七百二十二万三千円を補正いたしました結果、補正後の予算総額は歳入歳出それぞれ二百四十二億五千百二十二万三千円となりました。 以上のとおりでありますので、よろしく御審議を賜りますようお願い申し上げまして、提案理由の説明といたします。
    ○議長(矢野善治君) これより質疑に入ります。 ただいまのところ質疑の通告はありません。 質疑ありませんか。     〔「質疑なし」と言う者あり〕 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終結いたします。 おはかりいたします。 本案については、会議規則第三十七条第二項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。 これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う者あり〕 御異議なしと認めます。 よって本案については、委員会の付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。 ただいまのところ討論の通告はありません。 討論ありませんか。     〔「なし」と言う者あり〕 討論なしと認めます。 これをもって討論を終結いたします。 これより議案第八十六号を採決いたします。 本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う者あり〕 御異議なしと認めます。 よって本案は、原案のとおり可決されました。    ────────────────────────────────── △日程第四 意第六号 船員の洋上投票実現のため公職選挙法等の改正を求める意見書 ○議長(矢野善治君) 日程第四、意第六号船員の洋上投票実現のため公職選挙法等の改正を求める意見書を議題といたします。 まず、意見書案を朗読いたさせます。     〔事務局長朗読〕 ○議長(矢野善治君) 提案理由の説明を求めます。     〔三番 工藤武重君登壇〕 ◆三番(工藤武重君) 船員の洋上投票実現のため公職選挙法等の改正を求める意見書の提案理由を申し述べます。 さきの公職選挙法改正後、初の小選挙区制と比例代表制による総選挙がこの二十日に行われようとしています。国民の関心も新党などが結成され、日増しに高くなってきております。しかしながら、現在の公職選挙法の下では、選挙権の行使が十分に確保されていない方もいます。長期にわたり日本を離れ、遠洋航海等に従事されている方々であります。救済措置としては、一般の不在者投票、指定船舶内や指定港での不在者投票が認められていますが、なお十分とはいえず、長期航海の場合は、これらの方法も不可能です。選挙権を有しながら、日本国憲法で認められている参政権を自主的に行使できない方々がいることは憲法の精神に則し、国民固有の権利を保障するという見地からは到底許されるはずがないことであります。 よって本市議会として、政府にこうした洋上勤務者に選挙権の行使の機会を与えられるよう公職選挙法等の改正を早急に行うよう強く要望するものであります。 地方自治法第九十九条第二項の規定により意見書の提出をするものであります。よろしく御賛同賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(矢野善治君) おはかりいたします。 本案については、正規の手続を省略し、直ちに採決いたしたいと思います。 これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」という者あり〕 御異議なしと認めます。 よって本案については、正規の手続を省略し、直ちに採決することに決しました。 これより意第六号を採決いたします。 本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う者あり〕 御異議なしと認めます。 よって本案は、原案のとおり可決されました。 おはかりいたします。 ただいま意第六号が議決されましたが、字句の整理、提出先については議長に委任されたいと思います。 これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う者あり〕 御異議なしと認めます。 よって字句の整理、提出先は、議長に委任することに決しました。    ────────────────────────────────── △日程第五 意第七号 道路予算の拡大に関する意見書 ○議長(矢野善治君) 日程第五、意第七号道路予算の拡大に関する意見書を議題といたします。 まず、意見書案を朗読いたさせます。     〔事務局長朗読〕 ○議長(矢野善治君) 提案理由の説明を求めます。     〔二十一番 平岡朔郎君登壇〕 ◆二十一番(平岡朔郎君) ただいま議題となりました意見書(案)について、提案理由を申し上げます。 公共交通機関の整備のおくれている鳴門市においては、道路は生活関連施設として通勤,通学、医療、買物、文化活動の日常生活、さらには産業経済活動にとって最も基本的な社会資本であります。しかしながら、本市の道路整備の状況は、全国平均から大きく立ちおくれており、日常生活の不便はもとより、交通安全上から問題のある箇所が少なくない道路があるのが現状であります。また、本州・四国三架橋、四国縦貫横断自動車道の高速道路建設などにより、ますます交流の拡大が図られていくが、これらの効果が隅々まで波及されるためには、県道徳島北灘線、地方の道路整備はまだまだ必要であります。 このため道路予算の確保は、本市にとってまさに死活問題であり、極めて重要な事案でありますが、道路整備に係る財源についてはガソリン税、軽油引取税等、道路特定財源諸税が大半を占めております。しかるに、経済界の一部においては、来年四月に予定されておる消費税の引き上げに際し、ガソリン税等道路特定財源諸税の軽減により調整すべきという要請が強く求められておりますが、ガソリン税、軽油引取税等には道路財源に当たるため、受益者負担の考え方に基づき課されている税であり、広く一般に課されている消費税とは異にしており、道路特定財源により調整すべきではありません。 よって、政府に対し、平成九年度予算編成において、地方における道路整備の重要性を十分に理解され、道路特定財源諸税の現行税率を堅持し、一般財源を大幅に投入する等の施策により、道路予算を大幅に拡大するとともに、鳴門市の道路予算の重点配分を行うよう強く要望するものであります。よろしく御賛同賜りますようお願いを申し上げます。 ○議長(矢野善治君) おはかりいたします。 本案については正規の手続を省略し、直ちに採決いたしたいと思います。 これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う者あり〕 御異議なしと認めます。 よって本案については、正規の手続を省略し、直ちに採決することに決しました。 これより意第七号を採決いたします。 本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う者あり〕 御異議なしと認めます。 よって本案は、原案のとおり可決されました。 おはかりいたします。 ただいま意第七号が議決されましたが、字句の整理、提出先については議長に委任されたいと思います。 これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う者あり〕 御異議なしと認めます。 よって字句の整理、提出先は議長に委任することに決しました。    ────────────────────────────────── △日程第六 同意第三号 公平委員会委員の選任について ○議長(矢野善治君) 日程第六、同意第三号公平委員会委員の選任についてを議題といたします。 提案理由の説明を求めます。     〔市長 山本幸男君登壇〕 ◎市長(山本幸男君) ただいま上程されました同意第三号公平委員会委員の選任について、提案理由の御説明を申し上げます。 公平委員会委員をお願いいたしておりました岩朝計夫さんが昨日をもって任期満了となっておりますので、この際、引き続き岩朝さんに委員をお願いいたしたいと考え、地方公務員法第九条第二項の規定により、議会の同意を求めるものであります。 岩朝さんは、鳴門市大津町木津野字北川縁十六番地にお住まいで、昭和九年九月三日生まれの六十二歳であります。徳島県立撫養高等学校を御卒業後、昭和三十二年十一月に日本電信電話公社に入社され、徳島電報局、鳴門電報電話局を経て、平成三年五月に徳島支店勤務を最後に退職されましたが、この間、全国電気通信労働組合徳島県支部副執行委員長、同書記長あるいは徳島県労働組合評議会副議長など、労働界の役員としても御活躍されております。その後、御案内のとおり平成四年十月から鳴門市公平委員会委員として公正な人事行政推進のため、公平審理について研さんを積まれ、委員としての職務に精励いただいております。 また、平成七年度からは鳴門市身体障害者連合会の事務局長として身体障害者の自主的な諸活動に大変御尽力をいただくなど、福祉に対しても大変御理解のある方であります。このように人柄も誠実にして温厚な方であり、人事行政に関し見識を有しており、公平委員会委員として最適任者と考える次第であります。 以上のとおりでありますので、議員皆様方の満場一致の御同意をお願い申し上げまして、提案理由の説明といたします。 ○議長(矢野善治君) おはかりいたします。 本案については正規の手続を省略し、直ちに採決いたしたいと思います。 これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う者あり〕 御異議なしと認めます。 よって本案については、正規の手続を省略し、直ちに採決することに決しました。 これより同意第三号を採決をいたします。 本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う者あり〕 御異議なしと認めます。 よって本案は原案に同意されました。 ただいま公平委員会委員の選任について同意されました岩朝計夫君よりごあいさつの申し出がありますので、許可いたします。     〔公平委員会委員 岩朝計夫君登壇〕 ◎公平委員会委員(岩朝計夫君) ただいま議長さんよりごあいさつのお許しをいただきました岩朝計夫でございます。先ほどは公平委員会委員の選任について、議員皆さんの同意をいただきありがとうございました。 市長の提案にもありましたように、私は平成四年に公平委員に選任されまして、今回再任ということでありますが、公平委員会の職務というものを考えた場合、本当に今後頑張らなならないと思っているところでございます。 現在、国会が解散をされ、総選挙が行われておりますが、その争点が新聞、テレビ等で言われているとおり、消費税であり、行革というものが大きな柱になっております。国の政策がそうであるように、地方自治体に対しても行政改革の波というものは強くこれから押し寄せてくるものと思われます。また、市民の行政に対するニーズも多様化し、職員の働く環境といいますか、そういうものについても今後大きな変化があるものと思っております。 そういう中で、これまで鳴門市においては、市長を初め理事者の方々と職員とのコミュニケーションが十分図られて、不服申し立てとか、審理の申し出がなかったわけでありますが、これは私は非常に労使関係が良好であるという証であって、好ましいことだと思っておりますが、今後環境の変化に伴ってこういった事態も出てくるといいますか、避けられない場合もあるんじゃないかと思っております。そういうときには、私もこれまでの労働組合役員の経験等も生かしながら、公平な審理というものが行われますように、皆さんの御指導を得ながら今後一層公平委員としての研さんに努めていきたいと考えておる次第でございます。本日はどうもありがとうございました。(拍手)    ────────────────────────────────── △日程第七 諮問第二号 人権擁護委員の推薦について ○議長(矢野善治君) 日程第七、諮問第二号人権擁護委員の推薦についてを議題といたします。 提案理由の説明を求めます     〔市長 山本幸男君登壇〕 ◎市長(山本幸男君) ただいま上程されました諮問第二号人権擁護委員の推薦について、提案理由の御説明を申し上げます。 さきに人権擁護委員をお願いいたしておりました原田健一さん、鎌村恭子さん、お二人の任期が先月の十四日をもって満了いたしており、その後任として花面崇保さん、山本恵子さんをそれぞれ推薦いたしたいと考え、人権擁護委員法第六条第三項の規定により、議会の意見を求めるものであります。 花面さんは、鳴門市里浦町里浦字花面十八番地にお住まいで、昭和二十三年十二月十四国生まれの四十七歳であります。昭和四十六年三月、早稲田大学商学部を御卒業後、家業であります若布の加工販売業に従事され、昭和六十二年に株式会社花面商店専務取締役、平成六年には鳴門海藻食品株式会社代表取締役社長に御就任され、現在は鳴門若布加工協同組合理事並びに日本カット若布協会理事も務められております。 山本さんは、鳴門市撫養町林崎字南殿町五十六番地の三にお住まいで、昭和十九年四月二十日化まれの五十二歳であります。昭和四十二年三月、徳島大学教育学部を御卒業後、昭和四十六年二月まで音楽教生の講師を務め、平成四年から平成六年六月までの間、里浦小学校、大津西小学校で教鞭をとられております。また、ことしの五月からは川東婦人会の会長として婦人会活動に積極的に取り組まれております。 このようにお二人とも事業経営、あるいは婦人会活動等に精力的に取り組まれ、広く社会の実情に通じ、周囲からの人望も厚く、人権擁護について御理解のある方でありますので、人権擁護委員として最適任者と考える次第であります。 以上のとおりでありますので、議員皆様方の満場一致の御賛同をお願い申し上げまして、提案理由の説明といたします。 ○議長(矢野善治君) おはかりいたします。 本案については正規の手続を省略し、直ちに採決いたしたいと思います。 これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う者あり〕 御異議なしと認めます。 よって本案については、正規の手続を省略し、直ちに採決することに決しました。 これより諮問第二号を採決いたします。 本案は原案に同意することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う者あり〕 御異議なしと認めます。 よって本案は原案に同意されました。 小休をいたします。     午前十一時 十五分 休憩     午後 一時  八分 開議     〔副議長 近藤龍彦君 議長席に着席〕 ○副議長(近藤龍彦君) 再開いたします。 ただま議長矢野善治君から議長の辞職願が提出されました。 おはかりいたします。 この際、日程の順序を変更し、議長の辞職許可についてを日程に追加し、議題といたしたいと思います。 これに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と言う者あり〕 御異議なしと認めます。 よってこの際、日程の順序を変更し、議長の辞職許可についてを日程に追加し、議題とすることに決しました。     〔議長 矢野善治君 除斥〕    ────────────────────────────────── △日程第八 許可第一号 鳴門市議会議長の辞職許可について ○副議長(近藤龍彦君) 日程第八、許可第一号鳴門市議会議長の辞職許可についてを議題といたします。 まず、お手元へ配付の辞職願を朗読いたさせます。     〔事務局長朗読〕 ○副議長(近藤龍彦君) おはかりいたします。 矢野善治君の議長の辞職を許可することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う者あり〕 御異議なしと認めます。 よって矢野善治君の議長の辞職を許可することに決しました。 ただいま議長を辞職されました矢野善治君よりごあいさつの申し出がありますので、許可いたします。     〔三十番 矢野善治君登壇〕 ◆三十番(矢野善治君) 貴重な時間をいただきまして、一言退任のごあいさつを申し上げたいと思います。私、さきの地方統一選挙、その後皆さん方の御推挽をいただきまして、今日まで議長職を務めさしていただきました。おかげで皆さん方の御支援、御協力を、また理事者の格別の御配慮をいただきまして、無事に任務を終えることができまして、非常に心うれしく感じておるわけでございます。しかしながら、御案内のように過去におきまして、私が議員生活の中で一番大きな汚点を残しました。それは、御案内のように不信任案議決であります。私は、このことが一生脳裏から離れないと思いますし、鳴門市議会に対して汚点を残したということにつきまして、非常に残念に思っておる次第でございます。このようなことがありましたけれども、今日まで、特に議会運営委員長の御配慮、お取り計らいによりまして本日の結果となったわけでございまして、この点、皆さん方に御了承、お願いを申し上げる次第でございます。 これからは一議員となるわけでございますが、このことの名誉挽回とこれからの議員活動を初心に返りまして、鳴門市の発展、また市民の幸せのために頑張ってまいる所存でございます。 旧に倍します議員諸公、また理事者の方々、また記者の方々にもよろしく前回以上に御指導、御鞭縫をいただきますようお願いを申し上げまして、甚だ意を尽くしませんがお礼の言葉と退任の言葉にかえさしていただきます。どうもありがとうございました。 (拍手) ○副議長(近藤龍彦君) ただいま議長が欠員となりました。 おはかりいたします。 この際、議長の選挙を日程に追加し、選挙を行いたいと思います。 これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う者あり〕 御異議なしと認めます。 よってこの際、議長の選挙を日程に追加し、選挙を行うことに決しました。    ────────────────────────────────── △日程第九 選第五号 鳴門市議会議長の選挙について ○副議長(近藤龍彦君) 日程第九、選第五号鳴門市議会議長の選挙を行います。 議場の閉鎖を命じます。     〔議場閉鎖〕 ただいまの出席議員数は二十八名であります。 おはかりいたします。 会議規則第三十一条第二項の規定により立会人に      坂 東 成 光 君      秦 野   卓 君      三 津 良 裕 君の三名を指名いたしたいと思います。 これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う者あり〕 御異議なしと認めます。 よって立会人に      坂 東 成 光 君      秦 野   卓 君      三 津 良 裕 君の三名を指名いたします。 投票用紙を配付いたさせます。     〔投票用紙配付〕 投票用紙の配付漏れはありませんか。     〔「なし」と言う者あり〕 配付漏れなしと認めます。 投票箱を改めさせます。     〔投票箱点検〕 異状なしと認めます。 念のため申し上げます。投票は単記無記名であります。 点呼に応じて投票用紙に被選挙人の氏名を記載の上、順次投票を願います。 点呼を命じます。     〔事務局長点呼〕     〔投  票〕 投票漏れはありませんか。     〔「なし」と言う者あり〕 投票漏れなしと認めます。 投票を終了いたします。 開票を行います。 立会人の立ち会いを願います。     〔開  票〕 選挙の結果を報告いたします。 投票総数 二十八票 これは、先ほどの出席議員数に符合いたしております。 そのうち   有効投票 二十七票   無効投票   一票 有効投票中      牧野   豊 君 二十四票      田渕   豊 君   二票      勘川 一 三 君   一票 以上のとおりであります。 この選挙の法定得票数は七票であります。 よって牧野 豊君が議長に当選されました。 議場の閉鎖を解きます。     〔議場の閉鎖を解く〕 ただいま議長に当選されました牧野 豊君が議場におられますので、会議規則第三十二条第二項の規定による告知を行います。     〔当選告知書授与〕     〔拍  手〕 ただいま議長に当選されました牧野 豊君よりごあいさつの申し出がありますので、許可いたします。     〔議長 牧野 豊君登壇〕 ○議長(牧野豊君) 一言お礼のごあいさつを申し述べたいと存じます。 本日、矢野議長が一身上の都合によりまして辞任せられまして、その後任議長を選ぶ選挙がただいま行われました結果、不肖私が図らずも名誉ある本市の議会議長を務めさせていただくことに相なりました。このことは、私にとりましてもこの上もない名誉であり、感謝感敵をいたしておりますとともに、みずからの浅学非才を省みてこの重責を考えますときに、皆さんの御期待におこたえでき得るか否か、一抹の不安すら感じる次第でございますが、せっかくの御指名でございますので、今後は皆さん方から御指導、御協力を下さることを頼みに、この大役をお引き受けをいたしてまいりたいと思う次第でございます。 なお、お引き受けをいたしました以上は不偏不党、公正無私の立場を堅持いたしまして、円満で発展的な議会の運営と、さらには理事者に協力をいたしまして、本市の発展と市民福祉の向上を図るために根限り働かさせていただく所存でございますので、どうか今後とも議員各位、または理事者の皆さん、さらには報道関係者の皆さんから温かい御指導、御鞭撻、御協力を賜りますように心からお願いを申し上げまして、簡単でございますが、議長就任のごあいさつにかえさしていただきます。どうも皆さん、大変ありがとうございました。 (拍手) ○副議長(近藤龍彦君) 以上をもって議長職を交代いたします。御協力ありがとうございました。 小休いたします。     午後 一時三十三分 休憩     午後 一時三十三分 開議     〔議長 牧野 豊君 議長席に着席〕 ○議長(牧野豊君) 再開をいたします。 ただいま副議長近藤龍彦君から副議長の辞職願が提出されました。 おはかりいたします この際、副議長の辞職許可についてを日程に追加し、議題といたしたいと思います。 これに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と言う者あり〕 御異議なしと認めます。 よってこの際、副議長の辞職許可についてを日程に追加し、議題とすることに決しました。     〔副議長 近藤龍彦君 除斥〕    ────────────────────────────────── △日程第十 許可第二号 鳴門市議会副議長の辞職許可について ○議長(牧野豊君) 日程第十、許可第二号鳴門市議会副議長の辞職許可についてを議題といたします。 まず、お手元へ配付の辞職願を朗読いたさせます。     〔事務局長朗読〕 ○議長(牧野豊君) おはかりいたします。 近藤龍彦君の副議長の辞職を許可することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う者あり〕 御異議なしと認めます。 よって近藤龍彦君の副議長の辞職を許可することに決しました。 ただいま副議長を辞職されました近藤龍彦君よりごあいさつの申し出がありますので、許可いたします。     〔一番 近藤龍彦君登壇〕 ◆一番(近藤龍彦君) 議長のお許しをいただきまして、副議長辞任に当たりまして一言ごあいさつをし、御礼を申し上げたいと思っております。 さきの統一地方選挙後の初の臨時議会におきまして、名誉ある鳴門市の議会の副議長に推挙していただきまして以来、指折り数えてみますと一年と五カ月になろうかと思うわけでございます。最初は浅学非才なるがゆえにこの重責が務まるかなという不安を抱いておりましたですけれども、議員の皆様方、また理事者の皆様方の御協力並びにお教えをいただきまして、今日まで無事何とか務めさしていただいたのではないかなという思いも一部いたしておるところでございます。 今後は新しい議長、副議長のもとで鳴門市議会がより活発に発展されますと同時に、同じ鳴門市が発展されることを望みつつ、一議員として一生懸命、初心に返りまして頑張っていきたいなと心から思っておる所存でございます。何とぞ今後とも仲間に加えていただきまして、よろしく御指導、御鞭縫のほどをよろしくお願い申し上げして、言葉足りませんですけれども、辞任のごあいさつにさせていただきます。今日までどうもいろいろありがとうございました。 (拍手) ○議長(牧野豊君) ただいま副議長が欠員となりました。 おはかりいたします。 この際、副議長の選挙を日程に追加し、選挙を行いたいと思います。 これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う者あり〕 御異議なしと認めます。 よってこの際、副議長の選挙を日程に追加し、選挙を行うことに決しました。    ────────────────────────────────── △日程第十一 選第六号 鳴門市議会副議長の選挙について ○議長(牧野豊君) 日程第十一、選第六号鳴門市議会副議長の選挙を行います。 議場の閉鎖を命じます。     〔議場閉鎖〕 ただいまの出席議員数は二十八名であります。 おはかりいたします。 会議規則第三十一条第二項の規定により立会人に      坂 東 成 光 君      秦 野   卓 君      三 津 良 裕 君の三名を指名いたしたいと思います。 これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う者あり〕 御異議なしと認めます。 よって立会人に      坂 東 成 光 君      秦 野   卓 君      三 津 良 裕 君の三名を指名いたします。 投票用紙を配付いたさせます。     〔投票用紙配付〕 投票用紙の配付漏れはありませんか。     〔「なし」と言う者あり〕 配付漏れなしと認めます。 投票箱を改めさせます。     〔投票箱点検〕 異状なしと認めます。 念のため申し上げます。投票は単記無記名であります。点呼に応じて投票用紙に被選挙人の氏名を記載の上、順次投票を願います。 点呼を命じます。     〔事務局長点呼〕     〔投  票〕 投票漏れはありませんか。     〔「なし」と言う者あり〕 投票漏れなしと認めます。 投票を終了いたします。 開票を行います。 立会人の立ち会いを願います。     〔開  票〕 選挙の結果を報告いたします。 投票総数 二十八票 これは、先ほどの出席議員数に符合いたしております。 そのうち   有効投票 二十七票   無効投票   一票 有効投票中   藤 田 茂 男 君 二十二票   明 野 尚 文 君   二票   柿 本   公 君   一票   田 渕   豊 君   一票   橋 本 国 勝 君   一票 以上のとおりであります。 この選挙の法定得票数は七票であります。 よって藤田茂男君が副議長に当選されました。 議場の閉鎖を解きます。     〔議場の閉鎖を解く〕 ただいま副議長に当選されました藤田茂男君が議場におられますので、会議規則第三十二条第二項の規定による告知を行います。     〔当選告知書授与〕     〔拍  手〕 ただいま副議長に当選されました藤田茂男君よりごあいさつの申し出がありますので、許可いたします。     〔副議長 藤田茂男君登壇〕 ○副議長(藤田茂男君) 先ほどの副議長選挙におきまして、議員皆様方におかれましては何分経験浅い私を御推挙をいただきまして、まことにありがとうございます。 副議長という役職をいただきまして、議長を補佐するという立場でございますので、私もこれから一生懸命勉強しながら、そしてまた議員皆様方の御指導と御鞭槌を仰ぎながら、また理事者の皆様方にも御指導をいただきながら、これから副議長職を一生懸命務めさしていただきたいと思います。どうか皆様方の御協力をよろしくお願いいたします。どうもありがとうございました。 (拍手) ○議長(牧野豊君) この際市長からごあいさつがございます。     〔市長 山本幸男君登壇〕 ◎市長(山本幸男君) 先ほどの選挙で、今議長選が行われましたんで一言ごあいさつを申し上げさしていただきます。 ただいま当議場で行われました議長並びに副議長選挙におきまして、議長には牧野議員が副議長には藤田議員がそれぞれ御選出、御就任されました。お二人に対しまして心からお喜び申し上げる次第であります。大変おめでとうございました。 また、矢野議員並びに近藤議員には、一年と五カ月にわたりまして市政の円満なる運営について格別の御高配を賜りました。ここに改めて厚くお礼を申し上げる次第であります。大変お世話になりました。 御承知のとおり、今日の行政事情は複雑多様化してきており、また本市におきましては明石海峡大橋や四国横断自動車道の建設などによる広域高速網の整備などが着実に進んでおり、本市を取り巻く環境は大きく変化を遂げようといたしております。こうした状況下において、市勢発展のため、市民福祉向上のため、的確な対応が強く求められておるとこでございます。このような重要な時期に当たり、牧野議長並びに藤田副議長の御就任に意を強くいたしますともに、お二人の豊かな議会経験、卓越した御手腕に心から御期待を申し上げる次第であります。 また、議員皆様方におかれましても、市政執行についてこれまで同様、御支援、御協力をお願い申し上げる次第であります。 最後となりましたが、市議会の今後のますますの御発展と議長、副議長を初め議員皆様方の御多幸、御活躍を心から御祈念申し上げまして、簡単でございますがごあいさつとさしていただきます。 ○議長(牧野豊君) ありがとうございました。 小休いたします。     午後 一時五十八分 休憩     午後 二時  一分 開議     〔副議長 藤田茂男君 議長席に着席〕 ○副議長(藤田茂男君) 再開いたします。 この際、諸般の報告を申し上げます。 ただいま議長牧野 豊君より議会運営委員会委員及び企業立地特別委員会委員の辞任の申し出がありましたので、委員会条例第十四条の規定により許可いたしました。 諸般の報告は以上のとおりであります。 次に、議長となりました牧野 豊君より経済環境委員会委員の辞任願が提出されました。 おはかりいたします。 この際、常任委員会委員の辞任についてを日程に追加し、議題といたしたいと思います。 これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う者あり〕 異議なしと認めます。 よってこの際、常任委員会委員の辞任についてを日程に追加し、議題とすることに決しました。     〔議長 牧野 豊君 除斥〕    ────────────────────────────────── △日程第十二 許可第三号 常任委員会委員の辞任について ○副議長(藤田茂男君) 日程第十二、許可第三号常任委員会委員の辞任についてを議題といたします。 牧野 豊君より議長の職務を行う都合上の理由によって常任委員会委員を辞任したいとの申し出があります。 おはかりいたします。 本件は申し出のとおり辞任を許可いたしたいと思います。 これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う者あり〕 御異議なしと認めます。 よって牧野 豊君の経済環境委員会委員の辞任を許可することに決しました。 小休いたします。     午後 二時  二分 休憩     午後 二時  三分 開議     〔議長 牧野 豊君 議長席に着席〕 ○議長(牧野豊君) 再開いたします。 おはかりいたします。 ただいま議長職を辞任いたしました矢野善治君の常任委員会委員の選任についてを日程に追加し、議題といたしたいと思います。 これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う者あり〕 御異議なしと認めます。 よってこの際、常任委員会委員の選任についてを日程に追加し、議題とすることに決しました。    ────────────────────────────────── △日程第十三 選第七号 常任委員会委員の選任について ○議長(牧野豊君) 日程第十三、選第七号常任委員会委員の選任についてを議題といたします。 おはかりいたします。 常任委員会委員の選任については、委員会条例第八条第一項の規定により、議長において矢野善治君を経済環境委員会委員に指名いたしたいと思います。 これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う者あり〕 御異議なしと認めます。 よって、矢野善治君を議長指名のとおり経済環境委員会委員に選任することに決定いたしました。 小休いたします。     午後 二時  四分 休憩     午後 二時 三十分 開議 ○議長(牧野豊君) 再開いたします。 この際、諸般の報告を申し上げます。 ただいま市長より同意案件が追加提案されました。 また、副議長藤田茂男君より議会運営委員会委員及び企業立地特別委員会委員の辞任の申し出がありましたので、委員会条例第十四条の規定により許可いたしました。 諸般の報告は以上のとおりであります。 次に、本日付をもって監査委員を辞任されました田中寛昭君よりごあいさつの申し出がありますので、許可いたします。     〔五番 田中寛昭君登壇〕 ◆五番(田中寛昭君) 一言ごあいさつ申し上げます。 昨年五月の臨時議会におきまして、議員皆さん方の温かい御支援のもと、山本市長さんが初めての辞令を私監査委員としましていただきましてありがとうございました。あれから既に一年五カ月ですか、この間、議員皆さん方には大変御協力をいただき、無事任務を完遂できましたこと、厚く御礼申し上げます。 毎月の定例監査、また出張監査におきましても、市の予算の編成、また予算の執行等、複雑で幅広いということを体験いただきまして、大変勉強になりましてうれしく思ってます。その間、監査事務局の方、理事者の方々には大変お世話になりました。厚く御礼申し上げます。 これからも一議員としまして、また初心に返りまして頑張りたいと思いますんで、今後ともよろしくお願い申し上げます。どうもありがとうございました。 (拍手) ○議長(牧野豊君) おはかりいたします。 この際、監査委員の選任についてを日程に追加し、議題といたしたいと思います。 これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う者あり〕 御異議なしと認めます。 よってこの際、監査委員の選任についてを日程に追加し、議題とすることに決しました。     〔二十八番 分部嘉憲君 除斥〕    ────────────────────────────────── △日程第十四 同意第四号 監査委員の選任について ○議長(牧野豊君) 日程第十四、同意第四号監査委員の選任についてを議題といたします。 提案理由の説明を求めます。     〔市長 山本幸男君登壇〕 ◎市長(山本幸男君) ただいま上程されました同意第四号監査委員の選任について、提案理由の御説明を申し上げます。 さきに監査委員をお願いいたしておりました田中議員から辞職届の提出があり、これを受理いたしましたので、その後任委員の選任に当たり議会の同意をお願いいたすものであります。 田中議員には一年と五カ月にわたり監査委員として常に効率的な財政運営のため公正な監査と適切な指導を賜りました御心労に対しまして改めて感謝申し上げる次第であります。ありがとうございました。 また、後任委員といたしまして分部議員を選任いたしたいと考え、御提案いたすものであります。 御承知のとおり、分部議員は市政に精通し、本市の行財政には明るく、人格も高潔にして常に公正公平な方であり、監査委員として最適任者と考えますので、どうか議員皆様方の御賛同を賜りますようお願い申し上げまして、提案理由の説明といたします。 ○議長(牧野豊君) これより質疑に入ります。 ただいまのところ質疑の通告はありません。 質疑ありませんか。     〔「質疑なし」と言う者あり〕 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終結いたします。 おはかりいたします。 本案については会議規則第三十七条第二項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。 これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う者あり〕 御異議なしと認めます。 よって本案については委員会の付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。     〔「三十番」と言う者あり〕 三十番矢野善治君の発言を許可いたします。     〔三十番 矢野善治君登壇〕 ◆三十番(矢野善治君) 私これ議会始まって前代未聞の討論をするわけでございますが、と申しますことは、過日六月の定例議会におきまして、議会推薦の農業委員を選出する議会が御案内のようにございました。議会の任務というものは、議場に入りましてそれぞれの立場で討論をし、議決をするというのが最大の目的でございます。にもかかわらず、ただいま御指名がありました人は、議場にも入らず、そういうような流れの中で今後二百四十億円にわたる財政運用を監督監査する、私は公平な立場の人でないと、私は確信をいたしておるわけでございます。議員はあくまでもこの議場におきまして、反対意見がありますならば討論をすることによってお互いが切佐琢磨し、議会は議会として、理事者は理事者としてのこの成厳をお互いに保っていくのが議員生活の最大の頂点であろうと私は思っております。そういう意味から、今提案されました事項につきましては、私は不適格者と言わざるを得ません。 皆さん方の今後の御賛同をお願いいたしまして、反対討論といたします。 ○議長(牧野豊君) ほかに討論ありませんか。     〔「討論なし」と言う者あり〕 これをもって討論を終結いたします。 これより同意第四号を採決いたします。 本案は原案のとおり同意することに賛成の話君の起立を求めます。     〔起立多数〕 起立多数であります。 よって本案は原案に同意されました。 小休いたします。     午後 二時三十九分 休憩     午後 二時四十八分 開議 ○議長(牧野豊君) 再開いたします。 この際、諸般の報告を申し上げます。 ただいま分部嘉憲君より企業会計決算審査特別委員会委員の辞任の申し出がありましたので、委員会条例第十四条の規定により許可いたしました。 諸般の報告は以上のとおりであります。 次に、ただいま監査委員に就任されました分部嘉憲君よりごあいさつの申し出がありますので、許可いたします。     〔二十八番 分部嘉憲君登壇〕 ◆二十八番(分部嘉憲君) 議長の御了解をいただきまして、一言ごあいさつ、お礼の言葉を申し上げたいと思います。 先ほど市長室におきまして、山本市長より鳴門市監査委員の任命書を賜りました。浅学非才の私がこのような重責をいただきましたのは、議員の皆様方の御配慮と温かい御支援のたまものと厚く御礼申し上げます。 今御承知のように、衆議院議員の選挙が行われておるところでございますが、その中で行政改革というのが争点の一つになっております。鳴門市においても鳴門市民の税金が本当に鳴門市将来のために市民のために十分役立っているかどうか、公平に公正に監査をしていきたい、このような気持ちでございます。 皆様御承知のように、経験の浅い私ではございますが、これから議員の皆様方、また理事者の皆様方、報道の皆様方から温かい御指導、御鞭縫または御支援を賜りまして一生懸命頑張っていきたい、このように思いますのでよろしくお願いいたします。どうもありがとうございました。 (拍手) ○議長(牧野豊君) 市長よりごあいさつがございます。     〔市長 山本幸男君登壇〕 ◎市長(山本幸男君) 一言ごあいさつを申し上げます。 ただいま議会選出監査委員として分部議員を御推薦いたしましたところ、議員皆様方の御賛同を賜り、また分部議員には快くお引き受けをいただき、まことにありがとうございます。 今日の地方財政は行政需要の増大に伴う経費の増高等、依然として厳しい対応を余儀なくされておりますが、本市においてもその例外ではございません。こうした中での行政の運営に当たりましては、簡素合理化とともに、公正と効率の確保に努め、諸事業の一つ一つを厳選の上、確実に推進してまいる所存でございます。 監査委員の職務は、広範かつ複雑多岐にわたりますが、分部議員には事情御拝察の上、適切な御指導、御助言を賜りますようお願い申し上げまして、まことに簡単でございますがごあいさつといたします。どうぞよろしくお願い申し上げます。 ○議長(牧野豊君) おはかりいたします。 この際、議会運営委員会委員の選任についてを日程に追加し、議題といたしたいと思います。 これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う者あり〕 御異議なしと認めます。 よってこの際、議会運営委員会委員の選任についてを日程に追加し、議題とすることに決しました。    ────────────────────────────────── △日程第十五 選第八号 議会運営委員会委員の選任について ○議長(牧野豊君) 日程第十五、選第八号議会運営委員会委員の選任についてを議題といたします。 これより議会運営委員会委員の選任を行います。 おはかりいたします。 議会運営委員会委員の選任につきましては、委員会条例第八条第一項の規定により、議長において   議会運営委員会委員に      勘 川 一 三 君      柿 本   公 君をそれぞれ指名いたしたいと思います。 これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う者あり〕 御異議なしと認めます。 よって議会運営委員会委員はただいまの議長指名のとおり決定いたしました。 おはかりいたします。 この際、特別委員会委員の選任についてを日程に追加し、議題といたしたいと思います。 これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う者あり〕 御異議なしと認めます。 よってこの際、特別委員会委員の選任についてを日程に追加し、議題とすることに決しました。    ────────────────────────────────── △日程第十六 選第九号 特別委員会委員の選任について ○議長(牧野豊君) 日程第十六、選第九号特別委員会委員の選任についてを議題といたします。 これより特別委員会委員の選任を行います。 おはかりいたします。 特別委員会委員の選任につきましては、委員会条例第 八条第一項の規定により、議長において   企業立地特別委員会委員に      矢 野 善 治 君      近 藤 龍 彦 君   企業会計決算審査特別委員会委員に      三 津 良 裕 君をそれぞれ指名いたしたいと思います。 これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う者あり〕 御異議なしと認めます。 よって特別委員会委員はただいまの議長指名のとおり決定いたしました。 小休いたします。     午後  二時五十五分 休憩     午後  三時 十九分 開議 ○議長(牧野豊君) 再開いたします。 この際、諸般の報告を申し上げます。 議会運営委員会及び環境対策特別委員会より委員長の決定報告がありましたので、御報告いたします。 議会運営委員会委員長に   勘 川 一 三 君 環境対策特別委員会委員長に 山 本   秀 君 諸般の報告は以上のとおりであります。 おはかりいたします。 この際、議席の一部変更についてを日程に追加し、議題といたしたいと思います。 これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う者あり〕 御異議なしと認めます。 よってこの際、議席の一部変更を日程に追加し、議題といたします。    ────────────────────────────────── △日程第十七 議席の一部変更について ○議長(牧野豊君) 日程第十七、議席の一部変更についてを議題といたします。 議席番号、氏名を職員に朗読いたさせます。     〔事務局長朗読〕 ○議長(牧野豊君) おはかりいたします。 ただいま朗読いたしましたとおり、議席の一部変更することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う者あり〕 御異議なしと認めます。 よってただいま朗読いたしましたとおり、議席の一部を変更することに決しました。 それでは、ただいまから決定いたしました議席にそれぞれお着きを願います。     〔議席変更〕    ────────────────────────────────── △日程第十八 常任委員会及び議会運営委員会閉会中の継続調査について ○議長(牧野豊君) 日程第十八、常任委員会及び議会運営委員会閉会中の継続調査についてを議題といたします。 本件につきましては、各常任委員長及び議会運営委員長から閉会中の継続調査の申し出があります。 おはかりいたします。 各常任委員長及び議会運営委員長の申し出のとおり、閉会中の継続調査に付することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う者あり〕 御異議なしと認めます。 よって本件につきましては、閉会中の継続調査に付することに決しました。 以上をもって今期定例会に付議されました事件はすべて議了いたしました。 市長からごあいさつがございます。     〔市長 山本幸男君登壇〕 ◎市長(山本幸男君) 第三回定例会の閉会に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。 去る九月二十六日から本日までの十六日間にわたり議員皆様方には公私何かと御多忙中の中、御出席いただき、終始御熱心に、かつ慎重に御審議をいただきまことにありがとうございました。 今期定例会には、平成八年度一般会計補正予算を初め条例の改正など多数の議案を提出いたしましたが、皆様方の御理解によりまして全議案とも原案どおり可決いただき、改めてお礼を申し上げます。 いつものことでございますが、一般質問あるいは委員会審査を通してちょうだいいたしました貴重な御意見、御要望につきましては私ども真剣に受けとめ、今後の市政執行に取り組んでまいる所存であります。 この二十日には、初の小選挙区比例代表並立制のもと、二十一世紀への国政を問う衆議院議員総選挙は主に行革と消費税を争点として行われるようでありますが、何と申しましてもその根底にありますのは、財政の健全化と低迷する景気の回復でなかろうかと思われます。 本市におきましても、御承知のとおり厳しい財政状況下ではありますが、地域の特性を生かし、市民の英知と熱意を結集して輝かしい鳴門市の未来を築くため、市民の総意に沿ったまちづくりに全精力を傾注してまいる覚悟であります。どうか議員皆様方のなお一層の御指導とお力添えを賜りますよう改めてお願い申し上げる次第であります。 最後に、秋も深まり随分しのぎやすくなりましたが、皆様に何かと御多用の時期でありますし、お体には十分御自愛いただきまして、ますます御活躍されますことを御祈念申し上げまして、閉会に当たってのごあいさつといたします。ありがとうございました。     〔議長 牧野 豊君登壇〕 ○議長(牧野豊君) 第三回定例会の閉会に当たりまして、一言お礼のごあいさつを申し述べたいと存じます。 今議会は、去る九月二十六日に開会をいたしまして、本日まで十六日間、議員各位におかれましては連日御出席をいただき、議案二十八件、また請願、陳情十件と数多い案件に対しまして、終始御熱心に慎重審議を賜り、そのすべてを議了されまして、大変御苦労でございました。 また、理事者におかれましても連日御出席の上、御親切に議案説明並びに御答弁をいただきまして、これまた大変ありがとうございました。 なお、その間、本会議の一般質問、さらには委員会審査の中で議員各位からいろんな意見、要望が出されておりますが、これはいずれも市勢の発展、また市民の幸せを願う熱意のあるものばかりでございますので、今後理事者におかれましては十分意にとめていただきまして、市政執行に万遺漏なきを期していただきますようにお願いを申し上げる次第でございます。 なお、終わりになりましたが、今議会はいろいろございましたが、議員各位の深い御理解と御協力によりまして全議案をすべて終わることができ、きようの閉会の日を迎えることができまして、大変ありがたく存じておるところでございます。議員各位の御指導と御協力に対して、改めて心から厚くお礼を申し上げまして、閉会前のごあいさつにかえさせていただきたいと思います。どうも皆さん御協力ありがとうございました。     〔議長 議長席に着く〕 ○議長(牧野豊君) これをもって平成八年第三回定例会を閉会いたします。     午後 三時二十七分 閉会    ────────────────────────────────── 地方自治法第百二十三条第二項の規定による署名者   鳴門市議会議長   鳴門市議会副議長   会議録署名議員...